島津斉彬公を祀る神社
照国神社は、鹿児島市の中心部、天文館から徒歩圏内にある格式高い神社です。御祭神は島津家28代当主・島津斉彬公。幕末期の薩摩藩を近代化へ導き、西洋技術の導入や集成館事業の推進など、多くの功績を残しました。その功績を称え、明治2年(1869年)に明治天皇の勅命により創建されました。
境内の特徴と雰囲気
市街地にありながら境内は広く、常に清潔に整えられています。訪れた6月末には、境内にたくさんの風鈴が飾られ、美しい音色が涼やかに響いていました。参道を進むと立派な拝殿と本殿が現れ、建物は比較的新しく、荘厳さと清潔感を併せ持っています。
御朱印
年間行事と催し
照国神社では年間を通してさまざまな行事が行われます。1月1日の歳旦祭をはじめ、6月30日には夏越の大祓、7月には風鈴祭りが開催され、境内が色とりどりの風鈴で彩られます。また、毎年7月15日から16日にかけては「照国神社六月灯」が行われ、提灯の灯りが境内を幻想的に包み込みます。
アクセスと参拝情報
照国神社は鹿児島市の主要観光地からアクセスが良く、天文館から徒歩約10分、鹿児島中央駅からは市電やバスで約15分です。駐車場も完備されており、車での参拝も可能です。周辺には飲食店やお土産店も多く、観光とあわせて楽しめます。
周辺観光スポット
照国神社のすぐ近くには、西郷隆盛像や鹿児島市立美術館、城山公園などがあります。特に城山展望台からは桜島や市街地を一望でき、写真スポットとしても人気です。また、天文館エリアでは鹿児島名物の黒豚料理やしろくま(かき氷)も味わえるため、観光とグルメを一度に楽しむことができます。
まとめ
照国神社は、鹿児島の歴史を語るうえで欠かせない島津斉彬公を祀る神社であり、市内観光の中心的スポットです。市街地にありながら落ち着いた雰囲気があり、歴史探訪と季節の行事、周辺の観光を一緒に楽しめます。鹿児島を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
マップと情報
所在地 | 鹿児島市照国町19-35 |
駐車場 | 有り 無料 |
公式サイト | https://terukunijinja.jp/ |